
最初に、この物語の作者
”けん”から、皆さんにご挨拶やに〜
「寄り添う」とはどういうことだろう──
その問いに向き合うきっかけをくれたのが、“たかさん”という、ある利用者さんとの出会いでした。
この連載『たかさんと私』は、障害がある青年”たかさん”と、彼につきそう”私”の心のつながりを描いた、創作フィクションです。
登場人物や施設名などはすべて架空ですが、現役の生活支援員として働く私の体験をもとにしています。もちろん、“たかさん”にもモデルとなった方がいます。
私は生活介護事業所で15年間、生活支援員として働いてきました。
その中でも、彼と過ごした時間は、『物語にして一生そばにおいておきたい』と思うほど、たくさんの気づきに溢れていました。
この物語は、福祉の制度や障害について学ぶためのものではありません。
どこまでもやさしく、どこまでも不器用な、2人のやりとりを通して、”たかさん”という1人の人間の生き方を、できる限りやさしい言葉で綴った物語です。
本作は、もともと「note」で公開していた連載を、【自分時間に5分で読める】をテーマに、ブログ用として加筆・再構成したものです。
執筆にあたり、意思表示が得意ではない”たかさん”に代わって、快く掲載を許可してくださったご家族様に、心より感謝申し上げます。
そして、自分で自分にお礼を言うのも変な話ですが──
『たかさんと私』をブログの顔として迎えてくれた、“インドア工房のひびおじさん”もありがとう。
めざせ!福祉マスター運営者、けん
▶︎ 次回(第1話)へつづく
ひびおじさんのつぶやき|略して”ひびつぶ”
ひびおじさん”も”ありがとうって何やねん(笑)
いやぁ、けんから「インドア工房で『たかさんと私』を掲載してほしい」って頼まれた時はびっくりしたで。
けどな、心がちょっと疲れてる時に、やさしさがじんわりしみる感じがするこの物語、ワイも大好きなんさ。
『インドア工房』は”自分時間を大切に。自分時間を楽しむブログ”なんやけど、良かったらワイのプロフィールも読んでくれたら嬉しいんさ。
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