たかさんと私

第11話〜第15話

『たかさんと私』#11 私の名前は検温マン!

点滴は利き手?食事どうする?たかさんの入院生活には想定外がいっぱい。検温しかできない付き添いの"私"が、気づけば“検温マン”になっていた──。ちょっと笑えて、でも胸が熱くなる日々の記録。
第6話〜第10話

『たかさんと私』#10 嫁さんの好きがたかさんを救う!?

リハビリが中断され、ベッドで過ごす日々。そんな中たかさんがつぶやいた「ぞうさんのあくび」。それをきっかけに、嫁さんの“好き”がたかさんの“笑顔”を取り戻してくれたんさ。独り言に寄り添う”私”のエピソードやに
第6話〜第10話

『たかさんと私』#9 私よ、顔を上げて前を向け

日中活動も再開し、回復に向かっていた”たかさん”。けど、膝の腫れが原因で緊急処置を受けることに──。「ちょっと切ない金曜日のくまちゃん」その日描かれた一枚の絵に込められた、”私”の想いと涙の記録。
第6話〜第10話

『たかさんと私』#8 広がっていく人の輪 

ナースエイドのアラタさん、お掃除スタッフのヨシムラさん…たかさんの入院生活は、たくさんの温かな人たちに支えられてたんさ。少しずつ増えていく“つながり”。その中で"私"が感じた、静かな決意とは。
第6話〜第10話

『たかさんと私』 #7 たかさんのリハビリ

自分をうまく伝えることが難しい”たかさん”。そんな彼がリハビリに前向きになれたんは、特性に寄り添う理学療法士・セガワ先生の存在と、小さな安心の積み重ねやったんさ
第6話〜第10話

『たかさんと私』#6 病室という世界にあったもの

病室という限られた世界で、たかさんと“ガーコ”が教えてくれたのは、正解のない関わり方の大切さやったんさ。やり取りに答えがなくても、通じ合おうとすることが支援になる——そんな日々の記録やに
前書き〜第5話

『たかさんと私』#5 「貴方に世界はどう見えているの?」

歯ブラシの向き、ティッシュの角度、お茶のフタ――"たかさん"が見ている世界に近づいたとき、支援のかたちが変わったんさ。「見え方」を理解することは、通じ合う第一歩なんやに
前書き〜第5話

『たかさんと私』#4 たかさんのルーティン

入院中のたかさんとの毎朝のやり取り――それは、信頼でつながる特別なルーティン。「フォード」「コロナ」そして「うただ」。支援の根底にあったんは“繰り返し”っちゅう名の安心感やったんさ
前書き〜第5話

『たかさんと私』#3 申し訳ない気持ちが過ぎて

たかさんの支援はすべて手探り。あるのは「一歩も引かない」という決意だけ。”私”の心には、ずっと申し訳なさがあったんさ…
前書き〜第5話

『たかさんと私』#2 「向き合う」ということ

怪我をしてしまったたかさんにどう支援するか。目を背けた自分に気づき、向き合うことを決めた夜。生活支援員としての覚悟が、ここから始まるに